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日本消化器内視鏡学会総会に参加してきました 🙂
興味深い演題発表がたくさんあり、可能な限り聴講、勉強させていただきました。
特に気になったのは好酸球性食道炎のセッションですが、好酸球性食道炎について少しだけご紹介いたします。
食べ物のつかえ感や嚥下困難、胸やけ、胸痛などの原因として逆流性食道炎は一般のかたにも比較的よく知られている病態ですが、同じような食道症状を呈する疾患として好酸球性食道炎が最近注目されています。
詳細は省きますが、食道症状を認め、内視鏡下で食道粘膜を生検して好酸球の浸潤が認められると好酸球性食道炎と診断されます。
治療は逆流性食道炎でも使用される制酸剤(PPI)が効くことが多いですが、局所ステロイドが必要なこともあります。
好酸球性食道炎は最近報告が増加しております。
特徴的な内視鏡像を呈することがあり、内視鏡が発見の契機となることもあります。
上記のような食道症状があるかたは、遠慮なくご相談ください。