横浜内科おなかクリニック

NEWSお知らせ

2024.12.1 RSウイルスワクチンについて

RSウイルス感染症と予防ワクチンのご案内

 

RSウイルス感染症とは?

RSウイルス感染症は、呼吸器感染症の一種で、特に小児や高齢者、基礎疾患のある方に注意が必要です。
ほぼすべての人が2歳までに感染しますが、感染による免疫は十分に持続しないため、生涯を通じて何度も感染・発症する可能性があります。
感染経路:主に接触感染や飛沫感染で広がります。

 

症状と重症化のリスク

 

一般的な症状:鼻水、咳、発熱など。通常は数日で回復します。
重症化のリスク:咳や呼吸困難が悪化し、肺炎や気管支炎を引き起こして入院が必要になる場合があります。
特に以下の方々は、重症化リスクが高いとされています:
・高齢者(60歳以上)
・基礎疾患のある方(喘息、COPD、心疾患、糖尿病、肥満など)
・免疫機能が低下している方(がん治療中や免疫抑制剤を服用している方など)

 

RSウイルスワクチン「アレックスビー®」について

 

RSウイルス感染症の予防として、アレックスビー®(不活化ワクチン)が接種可能です。ワクチンを接種することで、感染や重症化リスクを効果的に下げることができます。

 

ワクチンの特徴

1回接種で予防効果が得られます。

予防効果:
60歳以上の方で82.6%の有効性
基礎疾患を持つ60歳以上の方ではさらに高い94.6%の有効性を示します。

接種対象者:
・60歳以上の方
・50歳以上で重症化リスクが高い方(慢性肺疾患、糖尿病、肥満、医師が必要と判断した場合など)

費用
25,000円(税抜)

 

当院での接種について

RSウイルスワクチン接種をご希望の方は、事前にお電話でご予約ください。
接種日は個別に調整いたしますので、お問い合わせ時にご希望の日程をお知らせください。
接種前に医師による問診を行い、適切に対応いたします。

なぜRSウイルスワクチンを接種するべき?

重症化を予防:特に基礎疾患のある方や高齢者では、RSウイルス感染による肺炎や入院リスクが高まります。
医療負担の軽減:感染による入院や治療を防ぐことで、患者様の生活の質を守ります。
周囲への感染拡大を防ぐ:家庭内や施設内での感染拡大を抑制する効果も期待できます。

 

当院の取り組み 

当院では、RSウイルスワクチン「アレックスビー®」の接種を実施しております。患者様一人ひとりの健康状態や基礎疾患の有無を考慮し、最適な予防計画をご提案します。

「今年の冬に向けて予防したい」「重症化が心配」という方は、ぜひ当院までご相談ください。安心して接種いただけるよう、医師・スタッフ一同サポートいたします。

 

RSウイルス感染症予防のため、今すぐご予約を!
早めの予防接種で、健康で安心な生活を送りましょう。詳細やご不明点がございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。

 

 

→厚生労働省 RSウイルス感染症Q &A