横浜内科おなかクリニック

NEWSお知らせ

2024.8.2 子宮頸がんワクチン(シルガード9)

10月7日現在シルガードの出荷制限がかかっているため新規の方のご予約はおとりできません。

ご希望されても接種が難しい可能性があるため、電話でお問い合わせください。

 

・子宮頸がんワクチン経過措置(1997年4月2日〜2008年4月1日生まれ)の女性の方は、公費で受けられるワクチンの接種期限が迫っています。

 2024年9月30日までに1回目の接種が必要ですので、ご注意下さい。

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、男性・女性が感染する一般的なウイルスです。

子宮頸がんの原因ウイルスであることが知られているため、女性のみがかかると思っている方もいますが男性も感染します。

女性だと子宮頸がん、肛門がん、膣がん、(癌以外では)尖圭コンジローマ、男性だと中咽頭がん、肛門がん、陰茎がん、(癌以外では)尖圭コンジローマの原因になると考えられています。

すでにワクチン接種を導入している欧米諸国では、前がん病変(がんと診断される前の病気の状態)の発症率が抑えられています。2020年にはスウェーデンから、HPVワクチンが子宮頸がんの発症率そのものを減少させたとの報告もありました。

日本においても令和5年4月1日より、9価のHPVワクチンも公費(無料)で接種できるようになっております。

2024年4月時点での公費対象者は

・接種日時点で横浜市に住民登録がある小6から高1

・平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性(キャッチアップ接種可:令和6年度末まで)

となりますが、

当院では横浜市に住民登録がある12歳以上の女性のみ対象とさせていただきます。

なお公費対象外の方は自費となります。

また、

9価ワクチン(シルガード9)のみを取り扱います。

2価又は4価ワクチンと9価ワクチンの交互接種は実施可能とされておりますが、ワクチンの間違いを防ぐため当院では施行しません。

 

接種回数ですが、

15歳以上女性 2回目:2ヶ月後 3回目:6ヶ月後

9歳以上15歳未満女性 2回目:6−12ヶ月後

(2回目が5ヶ月未満となった場合は3回目の接種が必要)

 

なお、任意接種(自費)の場合

・当院での費用

1回 税込29800円

 

公費、任意接種ともに在庫確保のため電話(045−901−2232)でのご予約となります。

なお、未成年の方は必ず保護者同伴でご来院ください。

 

HPVワクチンについて詳しくは下記のホームページをご参照ください

・みんパピ みんなで知ろうHPV

・厚労省ホームページ ヒトパピローマウイルス感染症

・横浜市ホームページ 子宮頸がん予防接種について