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2018.8.4 痛風=高尿酸血症=ビール?? Gout
近年、食生活の欧米化や生活習慣の変化で高尿酸血症・痛風のかたが日本でも増加しています。
高尿酸血症の定義は血清尿酸値が7.0 mg/dlを超えるものと定義されています。
高尿酸血症の状態が続くと、関節内に尿酸の結晶が生じるため関節炎を起こします。
ある日、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れて強く痛みます。これを痛風発作といいます。足の親指の付け根以外にも、他の関節に発作が起こることもあります。
私も以前、尿酸値が少し高めでした 😕
普段、お酒はほとんど飲みません。
痛風発作を起こしてはいなかったため、高尿酸血症でしたが痛風ではありませんでした。
尿酸値が高いことがわかると“ビールの飲みすぎだ”とか“おいしいものを食べすぎだ”と言う人が必ずいます。実際、そのような食生活などの生活習慣が要因のこともありますが、遺伝的要因が関わっていることもあります。
また、尿酸と痛風の関係はよく知られていることですが、高尿酸血症を放置していると、尿路結石や腎障害、心血管障害や脳血管障害などのリスクとなることは一般にはあまりよく知られていません。
健康診断で高尿酸血症を指摘されても痛風発作がないからと安心せず、しっかりと尿酸値をコントロールすることが必要です。