NEWSお知らせ
2024.12.25 子宮頸がんワクチン(シルガード9)
ワクチンのご予約は電話でお願い致します。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、男性・女性が感染する一般的なウイルスです。
子宮頸がんの原因ウイルスであることが知られているため、女性のみがかかると思っている方もいますが男性も感染します。
女性だと子宮頸がん、肛門がん、膣がん、(癌以外では)尖圭コンジローマ、男性だと中咽頭がん、肛門がん、陰茎がん、(癌以外では)尖圭コンジローマの原因になると考えられています。
すでにワクチン接種を導入している欧米諸国では、前がん病変(がんと診断される前の病気の状態)の発症率が抑えられています。2020年にはスウェーデンから、HPVワクチンが子宮頸がんの発症率そのものを減少させたとの報告もありました。
日本においても令和5年4月1日より、9価のHPVワクチンも公費(無料)で接種できるようになっております。
2025年4月時点での公費対象者は
・接種日時点で横浜市に住民登録がある小6から高1
・平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女性となりますが、
当院では横浜市に住民登録がある12歳以上の女性のみ対象とさせていただきます。
なお公費対象外の方は自費となります。
また、
9価ワクチン(シルガード9)のみを取り扱います。
2価又は4価ワクチンと9価ワクチンの交互接種は実施可能とされておりますが、ワクチンの間違いを防ぐため当院では施行しません。
接種回数ですが、
15歳以上女性 2回目:2ヶ月後 3回目:6ヶ月後
9歳以上15歳未満女性 2回目:6−12ヶ月後
(2回目が5ヶ月未満となった場合は3回目の接種が必要)
なお、任意接種(自費)の場合
・当院での費用
1回 税込29800円
公費、任意接種ともに在庫確保のため電話(045−901−2232)でのご予約となります。
なお、未成年の方は必ず保護者同伴でご来院ください。
HPVワクチンについて詳しくは下記のホームページをご参照ください
・みんパピ みんなで知ろうHPV
・厚労省ホームページ ヒトパピローマウイルス感染症
・横浜市ホームページ 子宮頸がん予防接種について
追記
キャッチアップ接種に関して
対象者:1997年(平成9年)4月2日~2009年(平成21年)4月1日生まれの女性の方で、
2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
○期間:2025年(令和7年)4月1日~2026年(令和8年)3月31日
・公費で接種を受けるには、横浜市が発行する予診票が必要です。
・接種当日は母子健康手帳などの接種履歴がわかるものと、氏名、生年月日、住所が確認できる書類(運転免許証、健康保険証等)が必要です。
・接種歴が確認できない場合は接種できません。