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ピロリ菌について ~どうやって感染するの?~

1983年にオーストラリアのWarrenとMarshallが、ヒトの胃からピロリ菌を培養することに成功しました。

ではなぜ、強酸の胃のなかで生息することができるのでしょうか?

ピロリ菌はウレアーゼという酵素により、胃の粘液中の尿素からアンモニアを生じ、周囲の胃酸を中和して、胃内で生存しています。同時に、このアンモニアが消化管粘膜障害と関連しているのです

 

Q2.ピロリ菌はどうやって感染するの?

ピロリ菌の感染経路ははっきりとは解明されていませんが、経口感染と考えられています。

”昔は井戸水を飲んでいたから絶対に感染している”と来院される方がときどきいらっしゃいます。

たしかに、以前は飲水などを介した感染が考えられていましたが、衛生環境の整った現在では、そのようなかたは少数です(今、井戸水を飲んで暮らしているかたはあまりいませんよね??)。幼少期の親との接触(離乳食の口移し)などが原因と考えられていますが、まれでしょう。

また、キスなどで感染することを心配されるかたがいますが、ピロリ菌の感染は幼少期に成立すると考えられいます。成人における感染は、一過性感染で終わるとことが多いため、あまり心配する必要はないのではないでしょうか。むしろ、相手(自分?)がピロリ菌に感染していると判明しているときは、除菌して毎年内視鏡検査を受けることをすすめます 🙂 

→どうやってピロリ菌を検査するの?

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